「何年かぶりに」

 

 何年かぶりに

ずっと応募し続けて来た

某コンペのいち部門に応募し切れませんでした。

 

 今年からプリントでの応募は断念してて

これには、

規約変更で一昨年前から応募サイズ上限が

A4までから上限サイズがアップとなり

僕には自前でプリント出来るプリンタが無いのでやっぱハンデあるし

打率悪いしと言う事で。

一昨年度まではそれでも自前の複合機で印刷出来るA4でエントリーして

一回は食い込めたのですが。

昨年度までは毎回予選通過が事前に知らされるので

無駄な出費も少ないし頑張っていたのですが

今年から事前審査が無しになった事もあり

僕の生活レベルではチャレンジし続ける小遣いにも限界があるなぁと。。

 

 で、今回は

組写真でエントリー部門に応募し切れませんでした。

やはり撮る頻度が

例年までの半分以下、昨今では4分の1、5分の1な事もあり

何とか組もうと思っていたのに

組み切れませんでした。。。

 最低一組だけでも組んで来続けていたのですが

ワンシーンでの撮影時間を長く持てない事とか

出歩ける頻度と時間が少なくなると、当然物語と出くわす頻度も減るもので

仕方が無いと言えば仕方ない事でもありますね。

 

 でもまぁ

撮りに出た回数だけ名作が生まれる訳でもないし

沢山出向いたら出いた分だけ撮れて来た今までが強運過ぎたとも言える訳で。

 

 ただ

 

 こういう少しずつの衰退が

少しずつそれ以外の何かを衰退させてしまうのかもしれませんね。

 

 もう少しだけでも

気丈に、研ぎ澄ます事の意識を強く持てるようせねばならんですね。

 

 

 

 

 以前にもノートに書いたかもだし、どこかで嘆いたかもだけど

よく、中途半端なベテランが

フォトコンは審査員の好みなだけ偏りがあるから、とか

フォトコンの中でぐっと来るものなんて。。とか

なんやかんや、フォトコン批判する人もいるけど

ひとつのフォトコンでと言うのではなく

幾多のコンペで特定ではない色んな審査員に認められる事と

そのチャンスから

沢山の人に見てもらう機会が増える切っ掛けとして

とても大きな門だし、

良いね、ぐっと来るねでなくとも

僕にはその写真の良さが判らないなぁと、

そこいらのネット距離の知らない人に言われても

その辺の倶楽部のお偉い語りべさんがどう言おうとも

 

コンペによる

審査員のプライドや主宰の責任において選ばれた事実は

誰にどう言われようが絶対変わらないもので

 

僕みたいな撮り手には

キャリアや経歴や実績としての他の名刺が無いから

長く頑張ろうかなと思えるための処方箋としてトライし続けて来たのだが。

 

 ただ

前もノートで書いたが

月例のコンペの鮮度はひと月、年間賞で一年と

僕は今でも思っています。

毎回トライしている僕ですが

数年前のそうしたものの1回の入選で

一生呑みの席で自慢するような

クソつまらん倶楽部番長にだけはなりたくないです。

 

 

 

 自分で

誰かにお勧め出来る一番最新の渾身ショットが

自身の生涯で一番の写真であれるような

 

 常に今現在が一番光っている

そんな撮り手でいたいと僕は思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

cozy

 2013/05/11