「応えてくれるとはこういう事だと思う」


一般的なスペックや何やらは

雑誌でもネットでもどこからでも情報は得られるはずです。
51点の多点フォーカス、連写性、高感度、ご存知の通りです。

 実際使ってどうか、買って満足か、
自分の持ってるレンズと相性良く使えるか、

そう言う肌で感じた声が欲しいはずですね?
僕は現在PENTAX(K20DK200D)その不足点を埋めたい
併用目的でD300と合わせてD700を購入しました。

プロの評価では視野率の点を多く語られます。
視野率の5%なのですが、

あなたの今お使いの機種は100%でしょうか?
新しい機種を買う訳で今使ってるものより

悪いものにステップアップはしない訳で。
視野率よりもファインダー像の大きさ、

見やすさが快適に繋がるはずです。

 

 APS-C機種をお使いの方はカメラ屋さんで

D700のファインダーを覗いて試写してみてください。

驚くほど大きく感じるはずだし、

基本的に見易いですしピントの山も快適に見えるものです。
D300(これば抜群です)もあるので

確かにファインダーのフォーカス点の配置比率は
D300に比べて併用すると

こじんまり中央に寄った感覚になるのはありますが、
それはD3、D3Xでも同じ事でしょう。

 フルサイズって高いレンズじゃないと味わえないぜ!

とプロの方は言います。
50mmはGだよね、24-70F2.8だよね、ナナニッパだよね、、と。
僕が持ってるのは50mmF1.8D、24-120、

70-300、105マクロですがこのレンズでも
例えばD300の14bitRAWとD700の14bitRAWで見ると

明らかに艶やかさと立体感の違いと
色乗りの良さが私の眼力ですら違って感じます。
極端な暗部持ち上げるようなファイルでも

粘ってくれて荒れが随分少ないなぁと思います。

 2000万画素クラスでは

レンズスペックが足りない事が出て来ると聞きいたりします。
D700は手ぶれもシビアでなく、

メディア容量も心配なく、連写も高感度も得られる訳です。
24-120、70-300辺りをセットしても

比較の問題を抜きにすればD700らしさは引き出せます。
ハンドリングやセットしたバランスも実に丁度良いです。

 ただ、

慣れの問題もありますがバッテリーグリップを付けての重量は

最初キツいですね。
ただこの重さと大きさに慣れると

レンズを付けてのバランスも気持ちの良いものに思えます。

他社APS-Cやイチからフルサイズレンズを揃えるのであれば
いきなり2000万画素と重くて高い良いレンズ、

剛性のある三脚、大きいメディア、PCスペックを含め、
変更が必要になるよりボディーの重さ以外全ての点で

懐に軽いD700の選択は
懐と旅代、足代ライフワークのフットワークの軽さに繋がると僕は思いました。

新しく買う訳で今使ってるものより悪い訳が無い訳で、結局は使いこなすだけなんだと思います。
使い易く、引き出す懐の敷居の低さもプロではなくアマには必要な項目なのですから。
中身はD3なんですから買って文句言うならプロでD3使ってる人に鼻で笑われます。

2000万画素の重圧や高額レンズに躊躇する事無くどんなレンズでもそつなく引き出してくれて
撮影に気負い無く専念して、連写、高感度、ファイルサイズ、レギュラークラスレンズでも
オールラウンドに楽しめて全てのシーンに応えてくれる事が大事。
そんなD700の選択もあるのではないだろうか。


投稿日:2009/03/14