ご褒美の延長戦

 以前にご褒美の名目はが成立したノートは書いたが

何一つ自分へのプレセントはまだ仕入れていない。

この春の撮影に向けて何かひとアイテム仕入れる事を本当は念頭に入れていたのだが

どうもいまひとつ踏ん切りが付かなくていました。

 

 そのひとつに、今、雑誌社から借りているカメラのレビューと作例提出の任務もあって

ある意味機を紛らしている、紛らわされている?紛らそうとしている?

そのカメラがなかなか遊べる刺激的要素が有るせいもあるが

それがまた、僕にもうひとつ欲するアイテムの障害になっている感じもある。

 

 基本的に僕の撮影で欠けている撮影としての画角は無く

レンズを補充しなくて良いだけのレンジはナインナップとして揃った。

で、この先何を求めるかと言うと、もっと上の画質かと言われると、またそれも、

そうでもなく、じゃぁ何だろうかと言われると、

もっと振り回せる事と今の質とレベルを保持しつつ、

もっとアクティブに被写体に挑める確実性と何でもこなせる柔軟性を兼ね揃えたいのかも。

 

 なので、

またもう少しご褒美は吟味と検討で繰り越しと延長戦とを加算して考えようかと思う。

逆に言えば、ご褒美名目に重きを置かず、いっそよそうかとも思い始めている。

無理して考えて何かの刺激やツールに依存するプラス要素を

もう幾日かむずむずと考える事を楽しみたくなっているのかもしれない。

 少し前の僕ならば、きっと最新の後継ポジション機器かその上のクラスの機器を

えいや!とゲットしていた事が自分でも想像が付くのだが、

今期のあまりに前評判も良く、今後の僕クラスのスタンダードになる事間違いない機器に

なぜか不思議に参入出来ないメンタルの自分が居ます。

 

 この先のフォトライフにおいて

そろそろ良く見る真昼から三脚でブレに最新の神経を使う機材には行きたくないのだ。

一枚ごとを、もっと一枚でもアクティブになりたくているから。

 

 僕は同ジャンルの写真家の半分以下の頻度、3分の1以下の頻度でしか三脚撮影をしない。

この先も、このスタイルは変わらないと思う。

だからこれ以上の高精細高級機器に向かうのはとても抵抗がある。

興味もあるし、スタイルを機器に合わせて修正さえすれば、

それもそれで良いものが生まれるだろうとは思うのだけれど。

 

 だから、

うだうだと自分にピント来ないものをご褒美名目で消化する授業料はもう結構。

そんな風に思い始めているんだと思う。

 

 と言う事で、

ご褒美はあと幾日か延長戦に入ろうと思う。

もしかしたら、ちょっとしたおもちゃで済まして更なる延長戦にするかもしれない。

まだ春を迎えていない町に居るからそう思うのかもしれない。

 

 幾枚か春の兆しを新しいラウンドで初めて見ると

その先の欲するものと向き合いたいものとが上手くマッチして

その先必要なツールが見えて来るかもしれない。

 

 不思議ですね、

いつでもあれこれ欲しいものが尽きなくて今日まで来たのに。

 

 たぶん、

 

 今は、

もう外の空気に春の香りが足りなくて呼吸困難になりそうな事が解消したいのが先決。

ただ、これは、、、

早回しの出来ない事で時計と暦を消化するしか無い事なんですよねぇ。。。

 

 

 旅をしていないせいか?

それを要因にしてしまうと、これまたノートが長くなっちゃう気がする(笑)

旅の腰が重い要因は、またいつかこの先のノートにでも書きたくなる時が来そうだ。

 

 

 

 

 

cozy

 

 

 

 

 

 

2012/04/15