AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II「ナナニッパと言う名のライフル」


僕はこのレンズ、
手持ちでキメたいレンズだなぁって持ち出して良く思います。
構えて持って、持ち応え、狙う感覚がワクワク楽しい
ハンタースイッチの入る一本でいました。

 誰もがご存知の通りデカイ重いの代名詞です。

こういう被写体の際など
数センチ単位で上下左右前後に逆光の木漏れ日の具合を探りたい
集中して撮る事を楽しみたい手持ち撮影で
かつ、クイックシフトフォーカスでピントを追い込みたい際も
ズームリングの所を保持したまま指を伸ばした所にフォーカスリングがあり操作出来るのも
フードやレンズ先端を保持してもピント操作出来るレイアウトが良いですね。
こういう撮影時のメリットのひとつですね。

 この撮影の時はD300と組みましたが
ストラップにこのレンズの存在を重いっきり感じさせてくれますね。

 

そろそろ後継機の噂も欲しい画質下克上時代にD300で撮影したものを見ても
線や光の透過やらの趣きや素敵さがリアリティーも悪くなく今でも全然見て楽しめますね。

 写真はどんなボディーやセンサーなのかだけでなく
素直なクセの無いレンズで、ぐっと来た光や被写体、
魅力ある中身、コンテンツのものを
現場で操作や個性であまり苦戦する事無く、逃さず、
その時感じ思ったイメージといかに瞬時に素早く意図のままに一致させ
その場で撮れるかだと言う事を痛感します。

「風景やスナップも
時には一瞬しかない光をゲットするスポーツでもあるのだから。」
なので今回のタイトルは
「ナナニッパと言う名のライフル」と風貌から題してみた訳でした。

このレンズ、プロファイル補正をかけても殆ど変化しない、
つまり素性の根底が良い事をRAW現像でチェックボタンをポンした時に痛感します。

カテゴライズすれば他のメーカーでも価格差でも対抗馬も色々あり
どれも悪いものの無いナナニッパと言うジャンルでもありますが
僕の選んだ理由のひとつに大三元としての質と信頼、安定と、
親和性、もちろん爆速AF、そして困る事の無い純正の精度相性、
ズームリング、ピントリングの操作性、位置、それぞれの回転方向も含めた統一感で
このレンズの購入要因としました。

大きくとも重くとも
長く使いたくなるのも
ずっと触っていたいのも

 どれも写真を楽しむ大事な要素になってきますね。


2012年08月04日