くもり

 天気の話しでもなければ

湿っぽいメンタルの話しはノートでは散々しているし

 

 今日はレンズを曇らせちゃった方の話し。

 

 久々の冬の晴れ間、

雪かきをせっせと済ませ、

愛犬のケアを機嫌良く済ませたら

はなも行っておいでとアイコンタクトだったので

ちょっと郊外までふらり

 

 激減した撮影のせいか、

ふと見つけた被写体にレンズを向けると

暖まった愛車のバッグの中と

車から出た外気との寒暖の差で

ナナニッパがぶわぁーっと曇ってしまった。

まあ当然なんだけど

気密性の良いレンズだと特に

内側のレンズまで曇っちゃうとなかなか惹かないんですよね。

小1時間かけてウエスやタオルを巻いてゆっくり寒暖差を取って

ゆっくりゆっくり慣して行かないと20万近くするレンズも台無しになるから大変だ。

 

 PENTAX時代から防塵防滴やそれに準ずるクオリティーのレンズやボディーを

何年もタフにラフに使っていつつもこの曇りだけは

ワイルドにこなす訳にはいかず丁寧に丁寧に除去せねばならない。

こういうのって高い気密性の高いレンズの方が気難しいんですよね。。

 連日通年のように使っていると

頭でも身体でも判っていて大事にならずに済むのだが

今日はちょっと豪快に中玉まで曇らせてしまった、、泣

久々にカメラを構えての久々のチョンボ。。

 

 やはりどこかペースや頻度が変わって

しばらく乗らなくても乗れる自転車と

しばらく乗っていないとコントロールしきれないバイクの差のようなものを

痛烈に感じましたね。

 

 それに

やはり意図的にブランクを設けて撮影から遠のいていると

狙うものの感度や瞬発力も鈍っている事を少し感じました。

 

 その後、

みるみる曇って来て

トボトボと遠回りなドライブに化してしまい

その後日没前に自宅に戻り

気持ちのリセットも兼ねて屋根の雪下ろしに無心で励んでみた。

 

 でも

何日かぶりにカメラを手にしてみて

やっぱり写真が好きなんだなぁという自分も判った。

曇りも信号待ちの度に確認して曇りが惹けた後も痕跡も問題無いようで

一安心しつつ、

馴染みのカメラ屋にも回らず

雪かきスノウダンプに持ち替えた。

 

 それも

僕のライフ

 

 それも

僕のフォトライフ

 

 また

そんな事を繰り返すだけの事。

 

 

 そんなチョンポもあって

賞味撮影にカメラも持った時間は30分程でしょうか。

 

 でも

なんだか少し

身体の中に何かエンジンがかかるほどで無いにしろ

フォト動脈に活路がまだ巡る事は確かめられた。

 

 ちょっと

いや、全然身体の方の調子は悪いままだが

僕には写真に関わる時間を持つ事が

やっぱり効能があるような気がした。

 

 

 そんな日だった。

 

 

 酷寒の東北の田舎に住んでいると

常のフォトライフも寒暖の差は

身体にも機器にも注意あるのみですね。

 

 今日程度の事は

いつもの冬なら寒さをさて置いて

内外の気温差を作らないように

車の暖房をかけないとか、

撮影現場少し前から窓を全開にして温度を下げたり

今までちゃんと出来て来たのになぁ。。。

 

 あぁ、、まだまだ未熟です。。

 

 

 ほんと俺、鈍ってるわ。。。

 

 

 

 

 

 

 

cozy

 

 

 

 

 

2013/01/12