「選択する理由は多い」


機材レビューからの性能、機能はどんな情報源からでも取り込む事は出来るので
こう考えてみるのも面白い、そんな方向性の理由でレビューを挙げてみようと思う。。

まず、歴史と大多数の人が使わない機種である。
メーカー的な勢力は言うまでもないのですが、逆に一度支持した人の惚れ込み度は大きい。
他の人と違った機器だと拘れる面も出て来ます。

防塵防滴の件、
当然レンズと共で最大限に発揮するものですが、私も16-50と50-135をお布施しました(笑)
安心感が違います、心の余裕が違って来ます。
夜間結露、雨天悪条件にも銘カットは沢山眠っている訳で♪

握って持って撮影中の操作感。
まず、ファインダー内表示情報&他の操作を覗きながらブラインドタッチで操作出来ます。
この各所のレイアウトは1年使うとまるで手足のようです♪
見ずに指先だけで操作出来る事って意外と少ないと思うんです。
きっとファインダーから一旦目を離して操作する人が多いはずです。
K2桁機は測光切り替えや色んな捜査情報末端へのアクセスも
ブラインドタッチか数アクションでほとんどのコマンドに簡単に辿り着きます。

画質面、
高画素と解像感、発色の気持ち良さはベテランユーザーさんのサンプルみれば一目納得。
きっちりキマッタ時のしっくり出る絵は文句ないでしょう。

パッと見で、正直K10Dとの差異はロゴの書体とシャッターボタンの色くらい(笑)
でもK10Dオーナーの痒いところにしっかり改善があったりします。
レリーズラグの改善や開閉部ツマミ形状や
シャッターの感触、振動も減っていたり音も気持ち良くなっていたり
ボタンの節度が微妙に良くなっていたり。

連写や合焦速度は、、、言うまでもなく、、、泣
ただ、それと合焦精度は別ですし、合焦精度そのものはユーザー的に不満は無いはずです。
そこに文句を言う人は値段でサードパーティーに行かずに
スターレンズかサードでも超音波モータレンズを使いましょう。
サードで相性悪くて前ピン後ピンとかボヤかないでピント微調整機能もあるのだから。

 

他メーカー一部機種では以前の絵の方が好みで戻る話も聞きますが
K20Dの正常進化はCCDからCMOSになろうが外見が同じに見えても
オーナーには代替の満足感を充分実感&体感出来るものなのです。
K10Dと併用すると明らかにレンズ交換をわざわざしてでもK20Dの頻度が増えますから(笑)

本音として輝度差や難しい光状ではユーザーの腕が試されるシーンも正直あります。
他社のアクティブなんとかや、なんとかライティングの部分は頼らず、
適正露出への追い込みやAEロックや測光切り替え等の吟味も出て来る絵の反省反映で
頑張ってモノにしましょう、その辺の操作性は良いですから(笑)

そして一番の要因に、、、、、、、
販売台数とシェア比率に対して実働駆使されてる有効台数比率が高い事、
つまりは買ったら使いこなす、撮ったら良い絵が出る、この事の実質が
ここのフォトコンでも他誌や老舗コンテストでも、所有台数や販売台数に対して
ペンタ機ユーザーの入選作人数の比率の多さでもわかるような気がします。
つまりは使ったからには息が長く、思うように使いこなせて自分の思う絵が撮れて、
コンテストや仲間にも認められる写真に、ある意味一番近い機器かもしれないって事。

語弊無いように聞いて欲しいのですが、
ママカメラやエントリー機のシェアが少ないだけでは
良い機器の判断の尺度としては思考の深さに面白みが無い気がすると言う事です。

機器の絶対多数の評価と、オーナーの根底の評価が違うのが
ペンタ機総合としての満足度と価値観に繋がっているような気もします。

おそらく、
買って数年で飽きて写真も撮らなくなるホコリを被る比率や
意気込んでコンテストや一眼らしい絵を目指して疲れて辞めて行く人数比率の低い
もしかしたら一番息が長くフォトライフを過ごすユーザー率の高いメーカーではないだろうか。

いずれのペンタ機も
オーナーが満足して手放せないから販売台数が伸びなくて(笑)ま、いいか。

この不況と企業苦境の御時世ですが、HOYAというブランドはまだ違和感ありますが
絶えずにこれからもフォトライフの道程の歴史を刻んで欲しいマシン達です。

そして銘玉と呼ばれるレンズ群、もちろん憧れであり魅力だと思います♪ 


投稿日:2009/03/22