最良最安コスパな渓流マイスターはタッチでPON。

もうディスコンですが
このハイエンドコンパクトカメラより安いカメラでも
ここまで良質の自然風景を簡単安心安全に撮り得る事が出来ます。

ND400を付けても
撮影イメージが完全に把握出来、
レリーズも大型三脚も無しに
80〜300mmで狙う渓流の小風景に挑めます。

セッティングは

○ スーパーコンパネから手振れ補正をオフ。

○ 三脚セットで2秒タイマー。

○ 普段ISOオート設定の人はISOをベース感度固定。

セッティングはたったこれだけ。


常に使っているレンズの最大系に合わせた77mmの
一枚しか持っていないND400をステップアップリングでネジネジ。

概ね絞り優先F8固定で背面液晶かファインダーで
任意の露出補正を適宜に、位でしょうか。


後は、撮りたいものに背面液晶なりEVFファインダーなりで
狙いを定めたら、

この先が大事。
さぁ、一番過酷なのはここの数秒、

○手袋を外す!!!!!!



○背面液晶で被写体の撮りたい印象部分をタッチでPON!!!!


○ 三脚から2秒以内に足跡振動の伝わらない数歩後ろに下がって
露光時間の数秒待機、(その間に手袋をはめる)


以上。

後は特別何も無し。

レリーズをぶら下げて引っ掛けたりの混乱も無いし
リモコンを雪中に落として探せなくなる事もありません。

この際RAW前提撮影ならば
ノイズリダクション関係を全てオフ設定で撮影して
現像時に適宜に掛けた方が内製よりも明瞭感ある画質で仕上げられます。
シャッター完結後に内製でリダクションに働かせる待機時間も無くプレビュー出来、
更に寒くて減りの早くなるバッテリーの消費の心配も減らせます。

マイクロフォーザーズはご存知の通り
被写界深度がとても深いのでF8で充分
フィルター関連は自分の使用レンズの最大径でステップアップリングで
買い増す必要等無いし、ミラーレスは元々ファインダーからの逆光侵入光による
レンズ内、機体内の乱反射の心配が無いのでアイピースシャッターも要らないから
EVFでも背面でも通常の撮影のままで良い訳です。
ND400を付けていてもタッチシャッターで充分通常速度でフォーカスが出来、
被写界深度が深いのでF8にでも絞れば望遠であれば尚更
パンもパンパンなパンフォーカス。
シビアに追い込まなくても背面タッチシャッターで
充分確実にピントも被写界深度の中に得られます。


更にレンズ径が小さいので更にND16を重ねてもケラレず通常撮影のように
AFが効き、撮影が出来ます。
欲が出て、更に絞り込んでSSを稼ぎたくなりますが
小型センサーでは絞り込み過ぎて良い事はありません。
更に持っている大きめのPLとか薄めのNDとかを
ケラレ無い範囲で手持ちで翳しちゃうのもあり。
試しに充てがってみましたが後一枚何か足す位ならAFも効きますね。
ただ、足し過ぎは色がくすみカラーバランスが崩れます。

しかもPENmini2はキットレンズでもF8前後の絞りなら
間違い無く正真正銘の「隠れOM-D画質」なのです。

撮る前から色んな観点から大変だ苦労と懸念されがちな情景を
大型一眼レフとフィルターによる見えないファインダーで悩まされる事無く
質量半分以下の、価格も3分の1とかそれ以下の総額機材で
4分の1の撮影構図決定とピント追い込みの時間も要らず済み、
見逃したら刻々と変化する光の大事な瞬間を逃さず撮り得る事が出来るのです。

無理よりも
希望が増え、喜楽気軽、失敗しても残念でない体勢で挑む所から始める事が
フォトライフの幅とやる気と嬉しい成果を増やす第一歩なのではないでしょうか。

僕はこれで、
今までの一眼撮影スタイルの撮影よりも
4分の1の撮影決定時間で、例年より3倍多い撮影収穫を得ました。

冬の撮影は
安全第一と健康第一です。
無理無く気力と体力を残して現場から帰って来る事が最優先です。
それ以外はありません。

時によっては
私のような手法の方が
大量の機材を抱え込み、渾身の一枚だけの収穫よりも
遥かに豊かな長く続けられるフォトライフになる時もあるのです。

食わず嫌いで一枚も無いよりも
たった一枚お遊びで試しても損など何もありません。
前週から思案と仕込みをして最初のチャレンジで失敗したならば
その後やってみようとは決して思わなくなってしまい封印となるはずですから。


*この提案は始めの一歩のお試しデートとお考え頂いて
あくまでも厳冬に挑めと言うものではなく、
桜の散る頃の公園の堀や、晩秋の椛が田舎の川を流れる情景等に
そう言えばあんな作戦試してみようと思い出し、活用して頂ければと思います。

その際は手袋を外すと言う最大のネックすら問題にならないのですから(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿日:2014/02/09