14bitと12bit、ロスレスと圧縮

 RAWの件。

仮に昨今の3600万画素機だととんでもないデータサイズだ。

僕のHDDにあるD800Eのファイルのサイズなんぞ

なんとひと月試用したものを見ると一枚が実撮影データで40MBから50MBもある。

 

 僕のiMacは24インチのコア2モデル。

ひと月のレポートを書く際はライトルームが64bitで動くので

提出課題上最新4コアが望ましいだろうと語ってはいるが

人が言うほどでもなく動くじゃんってのが本音。

ただ、実際に自分の愛機として日々駆使すると思うとやはり待てよとなる

ギリギリの綱渡りなのかなぁってのもまた本音。

 

 さてそこでNikonのサイトから

各現行機種の2400万画素、3600万画素の基本参照数値と

現にあるさっき数値確認したD800EのRAWデータ、

カメラ屋さんにメモリを持ち込んでちょいともらって来たD3200のもの、

所有のD7000やD700の日頃のデータと快適を今後の展望も含め

圧縮やbitを落としても問題無ければ3600万画素も視野に入れても

もしかしてOKかしらを再検討出来るかなと、

 

 ちょろっと

部屋にあるD700の設定を

14と12bitに落とした際、加えてロスレスと圧縮の2項目×2項目の

同じ場所を固定撮影しての4枚を2セットMacの前で撮って

数値と画質を自分の目と環境で差異が見られるか確かめてみた。

 

 D700の場合ロスレス14bitで15MB程度、12bitと圧縮RAWで10MB程

メーカーサイトのデータ量との比率で言えばまあどの機種でもそんな感じ。

メーカー上では画素数の割にD4とDfの数値が豊かだ。

同じ画素数でも下のクラスが少し画素数比で優しめなのは

エンジンとクオリティー諸々色んな事はあるにしろ圧縮とBit比率は

公表なものも手持ち機材も充分検証に値する。

 

 で、

ざくっと結果なのだが

D700で4種類の組み合わせ2セットのRAWを

室内ISOを上げてアウトフォーカス部分のノイズ的なもを比較して見る事にした。

その後も同一条件でライトルームでハイライトを極端に上げたもの

シャドウをさいだいに引っ張ったもの、ヒストグラムを完全均一にするよう

自動補正をかけたものなど色々をJpg出ししてみた。

 

 語ると長いのだが

簡単に言うと現場で適正に撮れていればどの組み合わせも

ぶっちゃけ僕レベルが好みに追い込んでの差は出ないだろうレベル。

綿密に僕の目で極端に持ち上げた際の微妙な粒状に差はあるっぽいと分るが

それはある意味、気のせいさと言っても良い位と片付けても(笑)

つまり

公表数値のRAWのデータファイル値の比率分、

そのまま画質に影響の悪さかと言われるとそんな事は無い。

ただ、メーカーでそれだけ使用を設けているには理由も差もあるはず。

この事が自分のレベルで実際に実画像データで出してみても分らないのがもどかしい。

 

 どの組み合わせもjprgではコンマ1程度の範囲差の同数値に出力される結果だが

不思議と12bitと圧縮の組み合わせの方がコンマ1だけ大きかった事に

何か見えない生成のカラクリがあるのかもしれない。

こお件だけは妙に引っかかるがもっと大くのサンプルと

綿密なセッティングで試行しなければ意味が無いだろう、それにしても謎だが。

 

 その謎を除けば、とどのつまり、

僕がMacスペックが不安にも関わらずD800買ったにして

12bitの圧縮RAWでコア2Macで快適にハンドリングしても

作品をアップして等倍で展開されても

ぶっちゃけ誰にも突っ込まれないかもしれん程度ではあるって事。

RAWで撮ったにも関わらず、ストレート現像で終わるなんて無いし

尚更分らん程度の差だろうなって思ちゃったのが事実結果だ。

 

 ただ、

僕がどこまでも偏屈で緻密マニアなら差はあるとも言うけど

僕は検証題材から誰もを納得させるデータを作る自身が無いってくらいの差だって事でもある。

 

 面白い検証だった。

 

 ただ、増々謎が深まったのも事実だし、

将来どの機種をどんな環境でどのクオリティーのRAWに設定するかも

増々悩む事ともなりそうだ。

普通どう考えても自分でも最良な最大RAWで撮って来た訳で、

かと言ってD300での際に、白鳥や車の流し撮り連写の際は

12bitした設定でなければRAWにおいてメーカー公表の連写数にならないのは

ユーザーは全員黙認して来た訳でもある。

 

 つまり

差は無いに等しくもあり気にするレベルでも無いが

拘れば差は間違い無く存在するの両方が本当の答えでもある。

そしてこれは、

ファミレスでサラダセットにするかスープセットでエコにするかの

メンタルでの部分で満足の部分物足りな感がするの差に似ていると思った。

気にしたら最後、最高画質RAWでしか撮れなくなるのも、

今日までの僕がそうだったから間違い無いこれも事実。

 

 ただこの先、

撮影中に終日までにもっと撮りたいがメモリーが足りないなって時には

何の躊躇も無くBitを落としても圧縮にしても

現場で適正に出来るだけ追い込む留意があれば全然OKなものとも感じた。

 

 人が

大好きな写真を残すにはありとあらゆる最大で最良で残したい心理、

僕もそうして来たし、その心理が

微細だけど人の満足を大きく要因の中で支配している事も感じた。

 

 

 写真は難しい。

好きで拘るから良い意味での妥協も

無駄なクオリティーであっても擁護したいから難しい。

本当に写真好きならbitを落とすなんて、、

と写真の神様が囁くような気がするのは僕だけではなく

きっとみんなそうですよね。

 

 結局

テメエで確かめて納得しろって事なんですよね。

 

 

 

 

 最後に

 

今回の検証の本音は

 

 

 ぶっちゃけ分らんし、

どうでも良いっぽい気もすると本音は言いたいが

オマエ写真好きなのにその差の大事さがわかんねえのかと

天狗なヤツに言われたくないってのが本音と言ってしまおうと思う。

 

 

 無駄な検証ではあったとも有意義な検証でだったとも

正直僕レベルでは増々分らんくなっ来たわさ。。。。。

 

 

 

 あぁーぁ。。。

 

 

 

 この話しはノートでは残すが

それをレポートとしてレビュー掲載サイトに投稿するかと言われれば

どう考えても間違い無くしないだろうな。

 

 今回の結果から、

もっと綿密に検証してみようって全然思わなかったもん(笑)

 

 

 

 でも唐松森林のような高周波の多いデータなら差が出たかもな事、

全面パンなフラットな検証プレートでも差が引き出せるっぽい事、

かつ、僕が撮る一般撮影やスナップなら何ら問題無い面もあるし、

ギリギリの現像環境なら自分で信頼と確信持てるデータを出せる人に聞いて

納得してから買う今年した方が良いよと知人には言うかもしれない、

と言う事も、念のため付け加えて〆とします。

 

 

 

 

 

 再三言うが

ほんとわからんくなった。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

cozy

 

 

 

2013/12/05