デジタル10年

デジタルカメラになり、
ありったけをアップして、はや10年。

写真はネットにアップするもんだ、
それが当たり前になって10年。

その中で、
いくつものフォトサイトの
オープンしては閉鎖をくぐりながら、
フォトサイトも生き残れるサイトだけが、
生き残るべき形になり
今あるフォトサイトはこの先も
あまり心配なく残ってくれるだろう。

で、
ふたつの有料フォトサイトの課金を
一旦、やめて、
一般無料会員に下がってみる事にした。
見る事は今でも毎日欠かして無いのだが、
ひと月以上アップしない事も増えた事、
この先フルのオリジナルサイズで挙げる
僕の気力の喪失が増えた事、
アップ量とファイル量から、
課金料金と、どう考えても見合わない事、
退会は生きているうちはまずないが、
もう、
一般無料会員のスタンスが適宜だろう。
どう考えても毎月コンペも出せない、
頻繁なリア充な人たちを見て卑屈になる、
そんな機会が増えるだけの内心を
冷静に一年かけて確かめてきた。

ただ単に、
貧乏で暇なしになっただけ。
続けられないダメ男なだけ。
それを、
ちゃんと自覚する為にの判断でもあり、
衰えや、伸び代の無さをわきまえつつ、
趣味でありメモリアルであるままを
維持しつつ、残しつつ。

使う頻度が適正になったたけなのに、
どこかとても虚しい自分が居て、
その感情が、
とても正しい感情だと思う自分が居て、
それでも尚且つ、
それが今は正解だと思う自分が居ます。

僕は今まで何度となく
こう言って来ました。

普通の人の余生の余暇の趣味での
写真趣味より少し上の目標や達成を
10年前倒ししてやるんだと。
老いて衰えない内にやりたいペースで
自分なりに描いた地点まで追いつけた、
そんな気がして満足したのかも、、

そうも思います。

でも、本当の人生では、
残したいものよりも、
消したいものばかり。

だから、僕の今日までのフォトライフは、
まあまあ満足で、まあまあ成功です。

問題はこの先。
写真も人生もまばたきひとつすれば
消せない過去になるんですよね。

たから、
問題はこの先って事なんですよね。

まだなんにも見えません。

明日の事すら。


きっとまた普通に更新します。
アップする写真は全然無いけれど。

今日までの色々を
記事で残したいなって思っています。

書き溜めてるものは
まだまだ沢山あるんだけど、
卑屈なのか批判なのか、
ただ世の中へフォト論に対して
反発みたいな気がしてしまうものばかり。
だけど、
読み返してみても気持ちは変わってない。
だから、
何か写真にまつわる事は
書き残してる感が沢山残っています。


なので、

また。



cozy